大谷翔平選手や山本由伸選手が所属する「ロサンゼルス・ドジャース」。
近年、常にポストシーズンに駒を進めているドジャースには現在、どんな有名選手が在籍しているのか、2024年10月時点での情報をご紹介。
また、過去に在籍した日本人選手や、強いチームであり続ける理由についても解説します。
ドジャースの有名選手【2024年10月時点】
2024年10月時点で、在籍中の有名選手は以下の通り。
- 大谷翔平
- 山本由伸
- ムーキー・ベッツ
- フレディ・フリーマン
- クレイトン・カーショウ
- ウィル・スミス
- タイラー・グラスノー
- テオスカー・ヘルナンデス
- マックス・マンシー
- トミー・エドマン
大谷翔平
2023年シーズンオフにロサンゼルス・エンゼルスからFA移籍。
2023年シーズンは、本塁打王やMVPなどのタイトルを獲得。さらに、最も優れた打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」を受賞。
- ポジション:投手・指名打者・外野手
- 背番号:17
- 契約金:10年総額7億ドル(約1015億円)
山本由伸
2023年シーズンオフに、オリックスバファローズからポスティング移籍。
NPB最終年の2023年は、最優秀防御率・最多勝・最高勝率・最多奪三振を獲得するなど、タイトルを総なめにした。
- ポジション:投手
- 背番号:18
- 契約金:12年総額3億2500万ドル(約462億円)
ムーキー・ベッツ
2020年にドジャースに加入。
2023年シーズンでは、打率.307、本塁打39本の活躍。守備においても、内外野ユーティリティに守ることができ、近年は右翼手がメインであったが、2023年シーズンは二塁手としても試合に出場した。
また、第5回WBCでアメリカ代表の一番打者を務めた。
- ポジション:右翼手・二塁手など
- 背番号:50
- 契約金:12年総額3億8000万ドル(約406億円)
フレディ・フリーマン
2022年にドジャースに加入。
2023年シーズンは、主に二番一塁で出場し、打率.331、本塁打29本の活躍を見せた。
カナダ代表として、WBCに2度出場している。
- ポジション:一塁手
- 背番号:5
- 契約金:6年総額1億6200万ドル(約228億円)
クレイトン・カーショウ
通算210勝をあげているエース。
最優秀防御率を4度獲得するなど、現役メジャーリーガーの代表的な投手と言える。落差の大きいカーブが特長。
- ポジション:投手
- 背番号:22
- 契約金:1年2000万ドル(約28億円)
ウィル・スミス
2016年にドジャースからドラフト1巡目指名を受け、入団。
近年は4番に座るなど中軸を担っている。
2023年はWBCアメリカ代表やオールスターに選手されている。
- ポジション:捕手
- 背番号:16
- 年俸:525万ドル(7億875万円)
タイラー・グラスノー
2024年にドジャースに加入し、開幕投手を務める。
2023年には、所属していたタンパベイ・レイズで10勝をあげている。
- ポジション:投手
- 背番号:31
- 契約金:5年1億3500万ドル(約204億円)
テオスカー・ヘルナンデス
2024年、ドジャースに加入。
打順は主に5・6番を担っている。
2023年は、所属していたシアトル・マリナーズで打率.258、ホームラン26本の成績を残している。
- ポジション:外野手
- 背番号:37
- 年俸:2350万ドル(約35億円)
マックス・マンシー
2018年にアスレチックスからドジャースに加入。
2023年に36本の本塁打を放つなど、長打力が魅力である。
2024年シーズンは開幕から打順5〜6番で出場するケースが多く、打線の中軸を担っていたが、2024年5月に負傷者リストに入った。(2024年8月に復帰。)
- ポジション:三塁手
- 背番号:13
- 契約金:2年総額2400万ドル(約37億円)
トミー・エドマン
2024年、シーズン途中にカージナルスからドジャースに移籍。
主に遊撃手や中堅手として出場している。
2021年には、二塁手としてゴールドグラブ賞を受賞。
- ポジション:遊撃手・外野手
- 背番号:25
- 年俸:約700万ドル(約10億6000万円)
※なお、2024年のスタメン予想については、以下の記事で紹介しています。
「ドジャースの2024年スタメンを予想!選手の打順・成績・年俸を紹介」
過去にドジャースに在籍した歴代の日本人選手
ドジャースに過去に在籍した日本人選手を紹介します。
日本人初のメジャーリーガーである野茂英雄をはじめ、多くの日本人選手が所属していました。
<ドジャーズ に在籍した日本人選手>
- 野茂英雄(投手):在籍期間は1995~1998年、2002~2004年
- 石井一久(投手):在籍期間は2002~2004年
- 木田優夫(投手):在籍期間は2003~2004年
- 中村紀洋(内野手):在籍期間は2005年
- 斎藤隆(投手):在籍期間は2006~2008年
- 黒田博樹(投手):在籍期間は2008~2011年
- 前田健太(投手):在籍期間は2016~2019年
- ダルビッシュ有(投手):在籍期間は2017年(※シーズン途中の移籍)
- 筒香嘉智(外野手):在籍期間は2021年
ドジャースはなぜ強いのか
ポストシーズンの常連となっているドジャース。
強い理由としてあげられる2点をご紹介。
豊富な資金力による選手の補強
ドジャースを運営する「グッゲンハイム・ベースボール」の資金力によって、有力選手の補強が可能になっています。
大谷翔平選手や山本由伸選手などが長期の大型契約を締結できている要因の一つとして、この「チームの資金力」があげられます。
生え抜き選手の活躍
ドジャースの躍進の背景には、選手の補強だけでなく、ドラフトで獲得した生え抜き選手の活躍があります。
例えば、正捕手のウィル・スミス選手はドラフト指名を受け、ドジャースに入団しています。
ちなみに、ドジャースでは育成力強化のために、現場とスカウトチームが密に連携し、育成プランの構築を行っているそうです。