結論、Twitter(X)からの被リンクはSEOに直接的な効果はありません。なぜなら、Twitter(X)がリンクに「nofollow属性」を設定しているため、検索エンジンによって関連性・信頼性のあるリンク(投票)として見なされないからです。
※nofollow属性とは、検索エンジンに対し、ページに貼り付けているリンクを辿らないように伝えるための属性を指します。
また、Googleのジョン・ミューラー氏も「Google Search Central」のYoutubeチャンネルにてSNSからの被リンクが直接的なSEO効果を持たないことを明言しています。
しかし、被リンク効果がないとはいえ、Twitterのリンクが価値がないという意味ではありません。間接的に効果が見込める場合もあります。詳細については次の章で解説します。
Twitter(X)からの被リンクの間接的なSEO効果
Twitterを含むSNSからの被リンクは、間接的にSEOに効果を与える可能性があります。SNSでリンクが拡散されることによって、Webサイトへの流入を増やし、結果としてサイトの信頼性と認知度の向上に繋がります。
例えば、あるコンテンツがTwitter上で大きな注目を集めた場合、他のウェブサイトやブログによって引用され、結果として自然な被リンクを獲得する可能性があります。このような場合、Twitterでのリンクが間接的にSEOにプラスの影響を与えるといえます。
Twitter(X)などSNSで認知が広がることによるSEO効果
被リンクとはやや話が逸れますが、指名検索数の多い知名度のあるサイトほど、検索順位が上がりやすい傾向があると言われています。
そのため、Twitter(X)を始め、SNS上でサービスやサイトの認知度が高まることによって、指名検索回数が増え、サイト全体としてSEO評価が上がる可能性があります。